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雨漏り数カ所!完全解決!セメント瓦からコロニアルへ葺き替え

施工事例

梅雨明けはしましたが、ニュースでは「戻り梅雨」があるかもしれません。。って初めて聞くワードがっ!

わたくしの仕事柄、天気には大きく左右されるお仕事ですので、梅雨さん、戻ってこなくていいよ。と願う今日このごろです。

梅雨が明けた途端の先週の酷暑も地獄でしたが😭

 

今回の施工事例は、

熊本市東区 K様邸

築40年くらい セメント瓦屋根 雨漏り箇所多数あり

屋根替えを希望されている。

という物件の施工事例紹介になります。

 

現状はこのような感じで、塗装も以前に2回ほどされてますが、雨漏りが数カ所あるということは瓦の寿命を超えてしまっていると感じます。

もちろん塗装では雨漏りは止まりませんので、葺き替え工事一択となります。

写真では分かりにくいですが、屋根の下地も所々下がっているところがあり、ボコボコと波打っています。

このような場合には下地の補強工事は必須となります。

 

お客様の希望は、ゆくゆくは解体する予定なので、あと15年くらい持てばいいとのことで、安い屋根材を希望されました。

 

うちで取り扱っている屋根材で安価なものはシングルかスレート(コロニアル)になりますが、今回のケースのような屋根がボコボコしている場合には、柔らかい屋根材のシングルですとボコボコしていてもそのなりで葺いていけます。

スレート屋根材の場合には硬くて薄い屋根材ですので、ボコボコしていては葺くことはできませんが、今回はコロニアルの方を選ばれましたので、ボコボコ調整をしっかりとさせていただきました。

 

まずは既存の瓦の解体・撤去です。

既存の下地が5.5mmのベニアですので、垂木の上をゆっくり歩きながらの作業になります。垂木以外のところに乗ると簡単に踏み抜けてしまうので慎重に。

 

既存の瓦桟を撤去し、垂木の上に胴縁を止めつけていきます。

今回の工事の一番大事な部分になります。

並べた胴縁にポイントポイントで水糸を張り、不陸の調整を行なっていきます。

低いところには薄いベニアや楔を差し込んで高さを一定に調整します。

高すぎるところは下地の板を剥いだり、削ったりして調整します。

ここで手を抜くとコロニアルの割れの原因となりますので、限りなくフラットを目指して!!

不陸調整が終わったら胴縁をしっかり固定し、12mmの下地板を止め付けていきます。

新しいルーフィングを貼り、コロニアルを葺いていきます。

完成!

 

今回の工事のポイントはもちろん「不陸調整はしっかり!」の部分です。

 

梅雨前の工事でしたが、梅雨明けに確認したところ、雨漏りは止まったとのことで、お客様からは大変お喜びの言葉をいただきました。

 

今年の夏はまだ始まったばかり!

温暖化にも負けずに、暑さと戦いながら頑張っていきます^^

 

早く秋がこないかな(心の声)