最近耳にしませんか?カバー工法ってお得に屋根のリフォームが出来る工法をご存知でしょうか?
屋根のリフォームを検討される方は、最近ではまずインターネットで「塗装」だったり、「葺き替え」などのワードを検索されると思います。
最近よく「カバー工法」って言葉を目にすることはないでしょうか?
カバー工法とは簡単に言うと、今の屋根の上に新しい屋根材を貼る工法のことをいいます。
既存の外壁に上から金属のサイディングを貼ることも同じく「カバー工法」と呼ばれています。
⚫︎従来の葺き替えとカバー工法の違い
⚫︎カバー工法とはどうお得なの?
⚫︎既存屋根の上から別の材料を貼ることのメリット、デメリットって?
といった疑問にプロの屋根職人の目線で出来るだけ分かりやすく説明していきます。
まずは「葺き替え工事」
瓦やスレートや金属の屋根材を屋根に取り付けることを「葺く(ふく)」と言います
古くなった既存の屋根材を解体・処分し、下地の調整(張り替え・貼り増し・腐食部の交換など)をした後に、ルーフィングと言われる防水シートを貼り、新しい屋根材を葺く屋根のリフォームのことを「葺き替え」と言います。
熊本の屋根リフォーム工事で一般的に多いのは古くなったセメント瓦を新しい屋根材へ葺き替える方が特に多いです。
葺き替えの際は下地の調整が出来ますので、選べる屋根材のバリエーションは多く、下地作りさえ出来ればある程度どんな屋根材でも施工可能です。
下地の状況次第では下地調整の必要の無い場合もありますが、選ばれる屋根材によっては下地作成が必要な屋根材もありますので、金額的には選ぶ屋根材や下地の状況によって幅がありますが、価格帯としては100万〜300万くらいは最低でもかかるかと思います。
屋根のリフォームをされる際は「雨樋の交換」や「外壁塗装」を一緒に工事することもあり、「外部足場」も追加されるため、色々なリフォームを一気にしようとすれば、それなりに大きな額になることもあります。
どんな方でも出来るだけ金額を抑えれた方が嬉しいと思います。
今回紹介する「カバー工法」ではそんな大きな金額のかかる屋根のリフォームのコストを下げる為にはおすすめの工法となります。
どんな屋根でも「カバー工法」が出来るわけではありません。
カバー工法の工事が出来る屋根材は「スレート屋根材(コロニアル ・カラーベスト等)、シングル屋根材、フラットな金属屋根材、が対象となります。
セメント瓦や陶器瓦、凹凸がある屋根材はカバー工法工事不可となります。
スレート屋根材はだいたい30年前くらいから普及し、今でも新築物件に使われていて全国的にも多く屋根に乗ってます。
スレート屋根材の寿命は20年とか30年とか言われていて、年数が経ったスレート屋根材は薄なって割れやすくなりますし、ヒビや割れによる雨漏りも発生します。
下地の劣化などの原因で隙間が開いて、台風のような大きな風がその隙間に直撃すれば簡単に割れてしまい、大きな被害が出る危険性も出てきます。
カバー工法が普及する以前は、スレート屋根材をリフォームする際の選択肢は葺き替えか塗装しかありませんでした。
昔のスレート屋根材にはアスベストと言われる人体に有害な成分が使われていました。2004年にアスベストを使用した屋根材の製造が禁止となりましたので、リフォームの時期に来ているスレート屋根材はほとんど該当するかと思います。
葺き替え工事の際は既存のスレートを解体・処分をするのですが、アスベスト入りのスレートの廃材処分費がとても高いですし、対応出来る処分場も少ないです。
スレート屋根材を解体処分後の下地は使えないケースが多いので、下地の張り替え工事、または下地張り増し工事が必要となってきます。
ようやくカバー工法工事の説明に入りますが、今説明した「スレート屋根材の解体・処分」と「下地の作成」にかかるコストが無くなるというメリットを持つ工事がカバー工法工事です。
葺き替え工事と比較した場合、半分くらいのコストの削減に繋がるケースもあります。
カバー工法工事の流れは
・既存屋根のコケや汚れを洗浄
・粘着式ルーフィング(防水紙)施工
・新しい屋根材を施工
という流れですので、工事期間も大幅に短縮出来ます。
ゴミや埃の飛散も少なく、足場も必要最低限で済むところもメリットとなります。
カバー工法で使える屋根材
カバー工法工事の場合には今乗っている屋根をそのまま残しますので、基本的には軽量な屋根材をおすすめ致します。
屋根が重いと地震などの影響を受けやすいというデータもあります。
ルーフクリエイトでカバー工法の際にご提案させていただいている屋根材は、
1.自然石付き鋼板屋根材
2.ガルバリウム横葺き
3.シングル
4.軽量瓦屋根材ROOGA
というおすすめ順です。
長期的な耐久性、断熱性などの性能面、先々でかかるメンテナンス費用、デザイン性、などが選ぶ基準となり、今の家にあと何年安心して住み続けたいのかはお客様に様々ですので、暮らしと家の状況によって屋根材の選定が変わってきます。
有限会社ルーフクリエイトでは10年20年30年先を見据えたご提案を大事にしています。
熊本ではカバー工法工事の経験もトップクラスの実績がありますので、最適なご提案が出来ます。
この記事を見てカバー工法を検討してみようかなと思われた方は是非ルーフクリエイトで安心安全な住まい作りのお手伝いをさせていただきたいと思います
まだまだ寒い日が続いておりますが、3月は出会いと別れの時期、春の訪れを色んなところで感じられる季節ですね。
さて、本日はぼくにとっても大切な日です。
『瓦屋根工事技士』という資格試験日です。
屋根工事に関する知識・技術の向上を目指すものとして『屋根工事のプロ』と名乗るためには、持っておかなければと思い今回初めて受験いたします。
試験は年に一度、合格率は半分ほどみたいです
午後から試験なので、最後の追い込みで早起きしました^^
それでは頑張ってまいります!
あ、合格した際にはあらためてご報告するつもりですが、もしその後の報告が無い場合には察していただき、今日の投稿は見なかったことにしていただくお心使いをお頼み申し上げます笑
ご近所様が直接会社に来られて、屋根葺き替え依頼・工事をさせていただきました!
今週来週と天気予報は雨マーク☔️だらけで困りましたね。。
今回の施工事例の紹介は超大型の葺き替え工事がようやく完成しましたので、気合い入れて書かせていただきます^^
今回のお客さまはご近所にお住まいの方で、直接うちの会社事務所にノックしていただき、ご依頼をいただきました。珍しいパターンですがとても嬉しく感じました。
熊本市東区 I 様邸 築40年くらい セメント瓦屋根入母屋作り 約100坪
現地調査に行ってみてビックリ!「でかっ!!」
屋根の調査だけでも2時間くらいかかりました。
お客様の要望は石州瓦で、棟も1段ではなく、のしで積んで欲しいとのことでしたので、今回は丸惣という石州瓦のメーカーの防災瓦で、地震や台風に強い最新の工法「セフティ防災棟」にてご提案させていただきました。
今回の工事こだわりポイント第1段!地震・台風に強いセフティ防災棟!
従来ののし積み工法ではなんばんといわれる土を使うのに対して、セフティ防災棟工法は土を使わない乾式工法ですので、まずとても軽量というメリットがあります。
土台は45X45の木を金具にて棟に取り付けます。その土台に乾式テープという金属が入っているテープを瓦に沿って綺麗に止めつけて防水します。
なんばんを使う工法ですと、長期的な劣化でヒビや割れの心配がありますが、乾式テープは柔らかい金属ですので大きな地震がきても割れることがないです。なにより軽量で頑丈ですので、安心安全!
土台の上にベースのガルバリウムの板金を取付、のし瓦を乗せていきます。
施工マニュアルにはありませんが、今回はさらに強度がでるように全てののし瓦にコーキングを使って固定しております。
通常ののし瓦と違い、今回使用した「防災のし瓦」にはオスメスがあり、並べるだけでピッタリはまり、ズレにくいです。穴が空いているところに最終的に全てののし瓦を長いビスにて固定できるように作られています。
のし瓦を積んだら押木を乗せて土台の木に専用ネジでガッチリ固定します。
丸瓦もパッキン付きのビスにて固定できるのでとても頑丈です。
ここまで頑丈に作っておくと大きな地震がきても、まず崩れることはないでしょう。
カタログでは屋根を横にしても崩れませんという衝撃的な写真がありますが、おおげさではない表現です。
熊本地震の際、のし積みの立派な棟ほど被害は大きく、被害にあった棟はほとんど1段の7寸丸にて取り直しをする工事をかなりやりました。
瓦は地震に弱いというイメージをお持ちの方も多くおられると思いますが、今回ご紹介したセフティ防災棟のように、屋根材や工法も進化しております。
安心安全をお届けするのが我らの仕事ですので、こういった新しい工法や材料は積極的に採用していくことは必要だと感じます。
地震の際に2階の棟だけを1段棟に変えて、1階と2階のバランスが良くない屋根を結構見かけますが、そんな方に「セフティ防災棟」オススメです!笑
今回の工事のこだわりポイント第2段!下葺き材にタック付きルーフィング仕様!
通常、瓦屋根の下葺き材(防水シート)は改質アスファルトルーフィング(ゴムアースルーフィング)を使用するのが一般的です。
今回はお客様の要望で「ルーフィングを2枚貼って欲しい」と言われました。
2枚貼るということはコストが2倍、そのコストに見合う費用対効果は低いと感じ、粘着式(タック付)ルーフィングの提案をいたしました。
通常のルーフィングはタッカーというホッチキスで下地に止めつけていきますが、粘着式の場合は裏面が粘着層になってますので、シートに穴を開けずに済みます。
これ1枚で完全な防水機能を持っているというのが特徴で、万が一瓦が破れた時も二次防水で雨漏りを防いでくれますので、粘着式を使用する現場も年々増えています。
自社ではカバー工法で使うケースが多いです。
瓦工事の際、桟木の止め付けでルーフィングに穴はあきますが、粘着式の場合はその釘の周りにしっかりとまとわり付きますので防水性能が高いです。
今回の工事こだわりポイント第3段!家紋入り鬼瓦!!
けっこう長文になってしまっておりますが、ここまで読み進めていただいている方にまずは感謝です。
今回の工事のような立派な棟の施工も今ではとても少なくなりましたが、こだわりを持ったお客様にはこだわりを持ってお返ししたいという気持ちもあり、鬼瓦に取り付ける「家紋プレート」をサービスで作らせていただきました。もちろん特注です!
いやこれ、お世辞抜きでめちゃくちゃカッコイイ!!
鬼瓦の下の巴も「花巴」を使用し、家紋入り鬼瓦を際立たせます。
去年の12月中ばから着工し、工事期間は約1ヶ月半ほどかかりました。
久しぶりに職人として腕がなるお仕事で、僕自身もとても楽しくお仕事が出来、お客様にも大変お喜びをいただけました。この場をかりて、このような貴重なお仕事をさせていただき感謝いたします。
🎍謹賀新年🎍本年もよろしくお願い致します。お年玉付き♪
2024年、明けましておめでとうございます🌄
今年は年の頭から暗いニュースが続きましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日から仕事初め、わたくしはアラーム設定し忘れて、新年早々大寝坊してしまいました。。連休明けあるある。。従業員のみんな、ごめん🙏
昨年度は「待望の新入社員入社!」「初の社員旅行!」「事故ゼロ・怪我ゼロ!」と、ルーフクリエイトにとってもとてもいい年だったと感じます。これも一重に周りの支えていただけている皆様、協力していただいいている皆様、うちの会社を選んでいただけたお客様皆様のおかげです^^
2024年、新体制になり、昨年以上に良い年になるよう努力していきます。
辰年干支瓦。欲しい方がいればご連絡ください。
🧧ルーフクリエイトからのお年玉企画!
こちらのHPを見ていただいた方限定。
新規の見積もり・ご契約をいただけた方、先着3名様にはルーフクリエイトオリジナル半袖ティーシャツ(鬼瓦ロゴ)をプレゼントいたします。
屋根修理・雨漏り・瓦葺き替え・カバー工法・外壁工事・雨樋交換・板金工事、家のリフォームなどなどお見積りは無料にて対応させていただいてますので、お気軽にご連絡ください。
2024年の干支は辰。本年はますます飛躍の年になるよう精進して参ります。
本年も有限会社ルーフクリエイトをどうぞ宜しくお願いいたします。2024年1月吉日 寺本謙治
社員旅行2泊3日で沖縄へ〜新入社員歓迎会も兼ねて〜
めんそ〜れ〜♪
現代表に代替わり後、初の社員旅行に行くことが出来ました^^
うちの次男坊が直前にインフルエンザにかかり、母親とお留守番になるという災難がありましたが、2泊3日沖縄旅行を社員一同満喫して参りました。
この場をお借りしまして、我が社の一大ニュースをお伝えいたします。
念願の中の念願だった新入社員が入社しましたーー!!!
京都から初めて熊本に来た爽やか系イケメンのユージ君です!
牛タンサイダーという不思議なジュースがよく似合う、28才で10年の板金屋さんでの仕事経験者の職人!!バリバリいい仕事します!
彼の入社祝いも一緒にすることができました。
頑張ってもっと仕事を増やしていかなければ・・・
この5人がルーフクリエイトの精鋭職人軍団っす^^
やはり旅行は良いですね。
またみんなで旅行が出来るように、これからもお仕事頑張っていきましょう。
厳しい猛暑のピークをようやく超えて、少しずつ秋の気配を感じられる季節になりましたね。
しかしまだもう少しは空調服の手放せない季節が続きそうです。
またまた前回の投稿から期間が空いてしまいましたが、おかげさまで忙しくお仕事をさせていただいております。
ルーフクリエイトではハウスメーカーの新築屋根の仕事もしていますが、一般の住宅のお客さまの屋根の修理・雨漏りの修理・屋根の葺き替え工事を数多くさせていただいております。中でも屋根の葺き替えリフォームが特に多く、セメント瓦屋根から陶器瓦屋根にでしたり、スレート屋根をカバー工法にて葺き替えする工事が最近では多くお仕事させていただいています。
そんな中で今回は「自然石付き鋼板屋根材」をご紹介したいと思います。
自社ではカバー工法で最近多く採用していただいています屋根材で、通常のガルバリウム屋根材と比べると、メリットも多いのでお客様にもお勧めしやすい屋根材となっております。
見た目はこのような感じでジンカリウム鋼板(ガルバリウム)にセラミックコートした自然石をコーティングした金属屋根材です。
一般的なガルバリウム鋼板屋根材のイメージでは、「暑そう」「雨音がうるさそう」と言った声をよく聞きますが、自然石がコーティングされることで、表面温度の抑制効果があり、断熱性能がアップします。屋根材表面に凹凸があることで雨音が大きく軽減します。
メンテナンスの部分でも色落ちがしにくく、長期的に美しさをキープできます。
今まで金属の屋根材のデメリットだった部分をカバーできますので、とても良い屋根材だと思います。
・高い断熱性能
・雨音の軽減
・再塗装不要
ちなみにここが一番大事な部分かもしれませんが、性能が上がるので工事金額が高くなりそう。。と思った方もいるかと思いますが、一般的なガルバリウム屋根材と価格帯は近く、むしろ少し安くご提案出来る屋根材なのです!パチパチパチ👏
施工は通常のカバー工法と同じで、
屋根洗浄→粘着式ルーフィング施工→本体施工→棟役物施工
といった流れになります。
ちなみに自社で取り扱っています石付き鋼板屋根材はメーカーの製品補償が30年!ととても長いので安心です。
ルーフクリエイトでは進化していく屋根材にも柔軟に対応し、お客様に安心してご提案出来る材料をしっかり職人の目で選定してご提案いたします。
昨今異常気象や災害も年々多くなっていっているような時代、屋根が不安だと生活にも大きく影響している方もいらっしゃいます。
災害がきても安心して生活出来るような屋根を作ることが僕の仕事です。
カバー工法は工事期間も短く、費用面も抑えられます。
スレート(コロニアル)屋根で25〜30年以上、割れ、コケ、汚れ、等が気になる方はご遠慮なくお問い合わせください。
もちろん、現地調査・見積り・ご相談は無料にて対応いたします^^
梅雨全開〜 HIヒロセ菊陽店 売り場展示スペース作成
今年の梅雨はしっかり雨がふりますね( ´Д`)y━・~~
雨が降る日は作業が出来ませんので、ただでさえ詰まっている仕事がさらに詰まっていって大変です。。。
早く梅雨よ明けてくれ
皆様のお宅は雨漏りとかしてませんか?
さて、今回はHIヒロセ&KMEW &ルーフクリエイト3社コラボ第2段として、大津店に続き菊陽店の売り場の展示スペースをリフォーム致しました。
屋根材コーナー
・スレート屋根カバー工法 スマートメタル(ガルバリウム金属屋根材)
・瓦屋根葺き替え ROOGA 雅・鉄平(軽量防災屋根材)
・コロニアル重ね葺き工法 リコロニー(ガルバリウム金属屋根材)
外壁コーナー
・金属サイディング(カバー工法)
・窯業系サイディング
・Panasonic 雨樋
カタログコーナー
HIヒロセ菊陽店 正面入り口入ってすぐ右側が展示スペースになります。
カタログは自由にお持ち帰りいただいて大丈夫ですし、工事目安の料金表も展示しておりますので、お近くにお越しの際はお立ち寄りいただければ幸いです。
梅雨が明けたら地獄の猛暑が待ってますが、猛暑に負けずにお仕事頑張ります!!
新年明けましておめでとうございます…
去年の9月の投稿からかなり期間があいてしまいましたが、毎日大忙しでお仕事頑張っております。
最近では屋根の葺き替え工事のご契約がありがたいことにたくさんいただき、新規のお客様の工事は2〜3ヶ月ほど待っていただいている状況が続いております。。お待たせしていますお客様すみませんがもうしばらくお待ちください。
ということもあり、新年のご挨拶も大変遅くなってしまいましたが、今回の投稿は有限会社ルーフクリエイトってこんな会社ですというテーマで簡単な自己紹介をさせていただきたいと思います。
会社の設立が1998年5月ですので、今年の5月で25年を迎えます。僕が事業を承継したのが熊本地震のあとでしたので、僕の代になり5年ですね。
先代は僕の父で、祖父も瓦屋で、祖父は「寺本屋根工業」という会社でセメント瓦を作ったりもしていました
こちらが祖父が作っていたセメント瓦(軒瓦)になります。
右上に寺本の「テ」の刻印があり、熊本ではまだまだ屋根に乗っている家も多いです。
父の兄弟も屋根屋をやっていた方も多いので、僕も中学生の頃には瓦あげのアルバイトをやっていた覚えがあります。
いわゆる「瓦界のサラブレッド」と言っても過言ではないでしょう笑
僕が今の屋根屋としてちゃんと働きだしたのが21歳頃からですので、職人としては20年戦士となりますね。
今の仕事の前は畑違いですが美容師をしておりました^^
美容師の国家資格も持ってます。
美容師と屋根屋って全く関係無い職種とよく言われますが、実は意外な共通点があるんです。
「美容師は人の頭を整える仕事、屋根屋は家の頭をととのえ……
無理があるこじつけですねー
こちらは「1級かわらぶき技能士」とうい国家資格の写真です^^
実務経験が6年以上必要で、僕が受験した時も12人くらいの受験者に対して合格者は1人か2人だったらしいので、取得するのは結構難しい資格なんですよ。従業員の職長(僕の右腕)は2級かわらぶき技能士の資格を取得してます。
自分の話が長くなってしまいましたが、ルーフクリエイトの現在は、新築工事とリフォーム工事を主体とした会社です。
屋根工事全般【セメント瓦・陶器瓦・スレート・シングル・ガルバリウム・太陽光・・etc】
外壁工事【窯業系サイディング・金属系サイディング】
雨樋工事
板金工事
を専門として取扱・施工を行なっております。
屋根材に関しては、現状流通している全ての屋根材にはほぼほぼ対応できると思います。
リフォーム工事【屋根・外壁修理工事・雨漏り・屋根葺き替え・カバー工法・雨樋交換工事】
リフォーム工事に関しては、瓦の葺き替え工事を最も得意な工事で、特に他社と比較して特化した工事として「スレート(コロニアル)屋根のカバー工法工事」の実績数が多いです。今年度も10件以上ほど工事をさせていただいております。カバー工法は何度か投稿に書かせていただいておりますが、葺き替え工事よりも工期が短縮できて、コスト的にもかなりお得に出来る屋根替え工事です。
ビフォー
アフター(太陽光発電システムも自社にて一度降ろして、再設置しております)
現在僕を含め4人の職人で工事を行なっております。
自社施工で安心安全な屋根作りを心がけております。
お客様には適正な価格で提案し、アフター保証もしっかり対応しております。
リフォーム後にお客様からいただく「お喜びの声」を仕事のやりがいとし、これからも熊本の屋根を守っていくために精進してまいります。
内容としては薄い投稿となってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました^^
最大級台風14号熊本直撃!規模の大きな被害は少なかったようです
9/18〜9/19日にかけて熊本県に台風14号が直撃しましたが、皆様のところは大丈夫だったでしょうか?
過去最大級、コース最悪との情報で身構えていた方も多かったと思いますが、予想していた以上に被害が少なかったようで良かったですね。
九州では鹿児島や宮崎の方はけっこう被害があったようですが、まだまだ台風シーズンですので気は抜けません。
台風後の問い合わせも今日までで約10件ほどあり、今週は毎日2〜4件ほど現調、応急対応に動きました。
中でも多かった被害はスレート瓦の割れ・飛散と棟板金の飛散が今のところ多いようです。
棟板金の飛散は下地板(貫板)の腐食により釘が効かなくなってしまい、強風を受けると飛散してしまう危険が高くなります。
本来であれば定期的にメンテナンスが必要な箇所ではあるのですが、普段目に見えない部分ですので、気づかないうちに腐食してしまっているケースが多いです。
屋根を塗装する機会があれば塗装の前に下地の状況を確認して、劣化していたら下地の板の交換はしておくことはお勧めしたいです。
今回の台風で被害を受けた場合には保険を使える場合もありますので、被害があった部分だけの補修ではなく、全体の下地板も見ていただいてください。
自社では下地板に防腐剤入りの注入材も取り扱っております。もちろんこちらの材料だと腐食しにくく長持ちします。
下地板を固定して、下地板と屋根材の設置面にコーキングを流し打ちしておくと、水の侵入を防ぎ、さらに長持ち度がアップします。
台風が近づく度に窓に養生テープを貼ったり、倉庫のドアを板で固定したり(←我が家w)台風の準備をされる方は多いですが、屋根はネット張ったりとかなかなか簡単にできることではありません。
台風が近づくと屋根に不安をお持ちの方も多いように感じますが、できるだけ安心安全が長く続くような屋根作りをこれからも目指していきます。
屋根の修理や相談など何でも対応致しますので、お気軽にお問い合わせください^^寺本
熊本市東区 カバー工法屋根葺き替え+太陽光発電システム設置工事
こんにちは^^
まだまだ暑い日が続いておりますが、皆様は暑さで溶けてませんか?
空調服のバッテリーが夕方16時半くらいに無くなり、残りの30分くらいでパンツまでびしょびしょになるのが最近の悩みです。(←もう一個バッテリー買えw)(←だってバッテリーけっこう高いじゃん…)
今回は熊本市東区でうちの会社からすぐ近くのお客様物件にて、コロニアル屋根をカバー工法にて葺き替えした後、Panasonicの太陽光発電システムを新規で設置工事をさせていただいた施工事例紹介になります。
熊本市東区戸島 K様邸
築25年ほど 屋根:コロニアル割れが数カ所あり
こちらのお客様は以前葺き替え工事をさせていただいたお客様の娘様がお住まいの家の工事を依頼いただきました^^
既存屋根はこのように全体的に色褪せ・苔の付着・カケ・割れ数カ所あるような状態でした。
こちらの物件は屋根勾配が7寸勾配と、普通に登るのも大変な勾配でしたので、外部足場は必須となります。
高圧洗浄にて屋根を洗浄する際、足場のメッシュシートだけではチリや埃が隙間から飛んでしまうこともあるので、さらにブルーシートで囲ってから屋根洗浄を行いました。
タック付きのルーフィングの粘着が効くように、しっかり汚れを落としていきます。
屋根が乾いたのを確認してからタック付きルーフィングを貼っていきます。
シワができないよう綺麗に♪
トップライト周りもカバーを外して、カバーの内側にルーフィングを立ち上げて貼っていきます。
今回使用した屋根材はニスクの横葺NSProという屋根材で、SGL(ガルバリウム)で作られており、裏貼材(断熱・遮音効果)がついています。
カバー工法では既存の屋根を剥がさないので、軽量の金属屋根材が適しています。
カバー工法の説明は以前の投稿にて詳しく説明してますので、ご興味ある方はそちらも合わせてお読みいただけるとありがたいです。
軒先板金・スターターを取り付け、本体をガンガン貼っていきます。
↓↓下地センサーを使用し、屋根の下地の垂木を墨出ししてから、垂木にビスがちゃんと効くよう固定していってます。
トップライト周りは特に雨漏りの原因になりやすい場所ですので、現場でちゃんと計りながら板金を加工して取り付けていってます。
本体ガンガン貼り中!
棟下地の貫板の際にはコーキングを打ちます。
これをやっておかないと下地木が濡れて腐ってきて釘が効かなくなり危険ですので、全ての貫板にシーリングします。
屋根の本棟部分を開口し換気棟を取り付けます。
カバー工法工事が完了!
続いては太陽光システム設置工事に移ります。
今回の屋根は鳩小屋が2箇所ついている屋根ですので、バランス良く、出来るだけ陽が当たるよう割り付けをしてからアンカーを取り付けていきます。
アンカーを取り付けたら架台を固定していきます。
架台を固定したら太陽光パネル並べて固定していきます。
パネル設置完了!
自社では某有名ハウスメーカーの太陽光設置工事を毎月7、8件工事してますので、太陽光パネル設置はかなりベテランで慣れていて、スムーズに完了しました。
今回設置した太陽光のメーカーは安心のPanasonicです。
太陽光のメーカーはたくさんありますが、特にPanasonicは発電効率も高く、補償関係もしっかりしてますので、一番お勧め出来るメーカーだと思います。
仕上がりはこんな感じです^^
お客様からは、壁の色や全体的な家の雰囲気と屋根の色がぴったりあっていると大変お喜びのお言葉をいただき、いい仕事ができた事を嬉しく思います^^
長い投稿になりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます!
もっともっといい仕事をたくさんやって、空調服のバッテリーの予備を持てるよう、これからも精進していきます!!