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瓦屋根雨漏りの原因No.1 劣化した谷板金からの雨漏り

施工事例

令和3年のお盆あたりの長雨の時にお問い合わせいただいた、熊本市西区での雨漏り修理工事の投稿です。

今回雨漏りの現地調査をさせていただき、屋根に登ってすぐに原因はここだと分かりました。

谷板金(銅製)からの雨漏りはここ数年うちで修理工事をしている案件でも一番多い雨漏りの原因かと思います。

銅で作られている板金は、長年の経年劣化により、腐食していきいずれは穴が空いて雨漏りの原因となります。

酸性雨や、瓦の塗料による反応から銅の腐食が進んでいくと言われています。

※参考画像 穴が空いてるのが分かります。

こちらは今回の工事で剥がした谷板金の裏側です。

剥がしてみると今回は明らかに空いている穴が3箇所ほどありました。

自社では毎年年間平均10件以上は谷板金工事をやっていますが、だいたい20年を超えたあたりで穴が空くケースをよく見ます。

谷板金に穴が空いてしまうと、解決策は板金の交換しかありません。

全ての穴を見つけて、コーキングを使って補修すると一時的には雨漏りは止まるかもしれませんが、コーキングも一時的ですし、また別の場所に穴が空くことも十分考えられますので、銅製の谷からの雨漏りは交換が一番良い解決策だと思います。

古くなった谷板金を撤去し、二次予防の為に自社ではルーフィングを貼ります。

今回使用している新しい谷板金はガルバニウム製の谷です。

ガルバニウムという金属は錆びにくく劣化しにくいので、現在では金属の屋根材としてや、外壁材としても幅広く普及しています。

他にはステンレス製の谷板金もありますが、硬くて加工がしにくいので、今回の物件のような下に瓦がある様なケースには不向きです。

今回の工事後にも雨の日がありましたが、交換後は雨漏りは無事に止まったと、お客様からはお喜びの声もいただきました。

工期は2日ほどの工事でした。

経験豊富な職人がしっかり雨漏りが止まるまで工事いたしますので、雨漏りに気づいた際にはお気軽にお問い合わせください。