9/18〜9/19日にかけて熊本県に台風14号が直撃しましたが、皆様のところは大丈夫だったでしょうか?
過去最大級、コース最悪との情報で身構えていた方も多かったと思いますが、予想していた以上に被害が少なかったようで良かったですね。
九州では鹿児島や宮崎の方はけっこう被害があったようですが、まだまだ台風シーズンですので気は抜けません。
台風後の問い合わせも今日までで約10件ほどあり、今週は毎日2〜4件ほど現調、応急対応に動きました。
中でも多かった被害はスレート瓦の割れ・飛散と棟板金の飛散が今のところ多いようです。
棟板金の飛散は下地板(貫板)の腐食により釘が効かなくなってしまい、強風を受けると飛散してしまう危険が高くなります。
本来であれば定期的にメンテナンスが必要な箇所ではあるのですが、普段目に見えない部分ですので、気づかないうちに腐食してしまっているケースが多いです。
屋根を塗装する機会があれば塗装の前に下地の状況を確認して、劣化していたら下地の板の交換はしておくことはお勧めしたいです。
今回の台風で被害を受けた場合には保険を使える場合もありますので、被害があった部分だけの補修ではなく、全体の下地板も見ていただいてください。
自社では下地板に防腐剤入りの注入材も取り扱っております。もちろんこちらの材料だと腐食しにくく長持ちします。
下地板を固定して、下地板と屋根材の設置面にコーキングを流し打ちしておくと、水の侵入を防ぎ、さらに長持ち度がアップします。
台風が近づく度に窓に養生テープを貼ったり、倉庫のドアを板で固定したり(←我が家w)台風の準備をされる方は多いですが、屋根はネット張ったりとかなかなか簡単にできることではありません。
台風が近づくと屋根に不安をお持ちの方も多いように感じますが、できるだけ安心安全が長く続くような屋根作りをこれからも目指していきます。
屋根の修理や相談など何でも対応致しますので、お気軽にお問い合わせください^^寺本