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YouTube実証動画【遮熱ルーフィングはオススメ出来るのか?】の反省点・次への課題

施工事例

今年の猛暑は酷かったですね💦

10月下旬になりましたが、ようやく秋らしい気温になり、現場仕事も気持ちいいと思える季節となりました。。。。が、秋雨前線の影響で、ここんとこずーっと天気が悪く、中々仕事も進まずで、お待たせしてしまっているお客様、この場をお借りしまして、すみません😞

来週からは天気が回復しそうなので、溜まった仕事をバリバリ消化していかないとです!!

 

今年の5月からはじめましたYouTubeも少しずつではありますが再生回数が増えてまいりまして、やる気も少しずつ上がってまいりました笑

 

一番見られているのは作業車(ハイエース)の荷室をカスタムを紹介した動画で、現在8,285回視聴!と、意外に再生数が伸びて正直びっくりしています

今回の投稿では直近でアップした『遮熱ルーフィングはオススメできるのか!?実証動画』(現在1,490回視聴)について、動画を撮ってみての感想や反省点・補足などをお話ししていこうと思います

↑今回説明している動画はこちら↑

 

この動画を撮ろうと思ったきっかけは、今年の猛暑で遮熱や断熱の対策に関するお客様の関心がとても増えてきているなあと感じていて、今までも遮熱ルーフィングを採用していただいたお客様もいますが、実際のところ本当に効果があるものなのか?という疑問から、『これは自分で実証するしかない!』と思ったことがきっかけでした

今回の動画で使った透湿遮熱ルーフィング(フクビ)のカタログでは『−6〜ー10℃低減』と書かれていますが、通常のゴムアースルーフィング(防水シート)と比較した場合、実証でどこまで温度差が出るのかという期待を込めて実証している内容となっております

 

今回は遮熱ルーフィングパターンとゴムアースルーフィングパターンの架台を作成し、陶器平板瓦とコロニアル(スレート瓦)の2種類で、表面温度・屋根下地裏の温度をそれぞれ測り比較しました

 

結果は

陶器平板瓦表面温度 51.1℃

遮熱なし・陶器平板瓦 小屋裏 44.4℃

遮熱あり・陶器平板  42.7℃

スレート瓦表面温度 61.4℃

遮熱なし・スレート瓦 小屋裏 47.3℃

遮熱あり・スレート 48.3℃

という数値が出ました

まず目立ったのは、陶器瓦よりスレート瓦の方が10℃も表面温度が高い!というところです

この結果は自分的にはかなり意外でした

スレート瓦の場合、野地板・ルーフィング・スレートが密着している状態ですので、温度がそのまま蓄積してしまう。に対して、陶器瓦の場合は瓦とルーフィングの間の隙間が通気層になりますので温度が軽減されています

通気層ってめちゃめちゃ有能!!ってことです

 

 

遮熱ルーフィングの温度差の結果は約2℃ほどの遮熱効果を確認できました

※今回は屋外で風も少しあるような条件での計測でしたが、実際の屋根裏はほぼ密閉されていますので、本来の環境での遮熱ルーフィング効果の数値はもっと高い可能性があると思います

実際に遮熱効果は期待できるという結果になりましたが、屋根で遮熱することで、暑すぎる2階の部屋の温度低減や、エアコンなどの電気代低減にも期待できますので、これからも夏の猛暑がひどくなる可能性も、電気代がまだまだ高くなる可能性もありますし、遮熱ルーフィングはオススメしていきたいと感じました

日本では熱中症で毎年1,000人以上お亡くなりになってるって知ってました?

少しても対策できることはやっておいた方がいいと感じます

 

これから屋根のリフォームを検討している方は、遮熱ルーフィングを検討していただけると嬉しいです

 

今回実際に計測実証しての反省点と次の実証実験としては、

1 小屋裏に近い密封した架台を作る

2 色々な屋根材での計測が必要

3 実際の家の小屋裏温度の計測・比較

ですね

最近多いガルバリウム金属屋根の実証は特にやりたいと思ってます

やるべきですね🧐

 

今年はもう涼しくなってしまいましたので、今年はもうできませんが実証動画来年の暑い時期にまた色々と実証計測したいと思います!

来年の猛暑が少しだけ楽しみになりました😂

 

今後も皆様に楽しみにして頂けるような色々な動画を作っていければと画策しておりますので、引き続きYouTubeのてらもっチャンネルをよろしくお願いいたします!

 

(´-`).。oO(チャンネル登録・高評価いただけると非常にうれしいです,,,)