屋根の老朽化のリフォームは大きく分けて、屋根塗装、葺き替え工法、カバー工法、の3つの工法がありす。
現状の屋根材やこれからの利用目的に合わせて工法の提案を行います。
屋根塗装は屋根の美観を保つ目的や金属屋根の錆止めを目的に外壁塗装工事と一緒におこなうこともあります。一般的には棟板金交換もおこないます。
古い屋根材をすべて撤去してから下地を補修、新しい屋根材を葺き直す工事です。屋根材が新しくなり、耐用年数も長くなります。
カバー工法は古くなった屋根材の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法です。解体や撤去にかかる費用を節約することができます。
屋根塗装は既存の屋根材の種類によって、美観維持や錆止めの目的で定期的に塗装が必要な場合もあれば、1990年半ば以降製造のアスファルトシングルや陶器瓦などは塗装はしない方がいい材料もあります。 屋根塗装は、屋根をリフォームする際に比較的安価な工法ですが、既存の屋根材や今後の家の利用計画を検討し、選定する必要があります。 塗装のメンテナンスは10~15年を目安にご検討ください。
色褪せ、塗膜の剥離、軽微な錆びなどの場合は塗装工事が安価にメンテナンスがおこなえます。錆の進捗が激しい場合はカバー工法か葺き替えの検討が必要です。
セメント瓦は塗装の塗膜が劣化すると防水性が失われ瓦が脆くなります。塗装のは10~15年おきに必要になり、劣化が進んでいる場合は葺き替えが必要です。
基本的には塗装はできません。陶器瓦は、その製造過程で高温で焼かれるため、表面が非常に硬く、耐久性に優れています。塗装を施すと、塗装の剥がれや色あせに繋がります。
屋根塗装をしても雨漏りが改善されたりすることはありません。築後20年~25年の間で屋根葺き替えや屋根カバー工法をお奨めします。
50万~100万 (足場こみ)
古くなった屋根材や防水材を新しいものに葺き替えることで、屋根の耐久性が向上します。これにより、屋根の寿命が延びます。 既存の屋根材より軽い屋根材で葺き替えをすると屋根が軽くなることで耐震性が向上します。 屋根材によって、必要な屋根勾配があるため、今の屋根の勾配によっては使用できない屋根材もありますのでご相談ください。
耐久性◎、断熱性◎、耐震性◎、重量△ 美観◎
材料費 やや高め
メンテナンス・コスパ◎
耐久性◎、断熱性◎、耐震性◎、重量○、美観◎
材料費 高め
メンテナンス・コスパ◎
耐久性○、断熱性△、耐震性◎、重量◎ 美観◎
材料費 安価
メンテナンス・コスパ△
耐久性◎、断熱性○、耐震性◎、重量◎ 美観◎、※遮音性×
材料費 高め
メンテナンス・コスパ◎
耐久性◎、断熱性◎、耐震性◎、重量◎ 美観◎ ※遮音性◎
材料費 高め
メンテナンス・コスパ◎
耐久性△、断熱性△、耐震性◎、重量◎ 美観◎
材料費 安価
メンテナンス・コスパ△
陶器平板(和瓦)防災瓦 (下地不要の場合)110万
軽量防災瓦ROOGA(下地不要の場合)130万
スレート(コロニアル ) (下地工事必要)140万
ガルバリウム横葺き(下地工事必要) 170万
自然石付き鋼板屋根材 (下地工事必要)170万
シングル (下地工事必要)120万
※足場が必要な場合は15万
カバー工法は屋根を完全に取り外す必要がないため、解体や撤去にかかる費用を節約することができます。また、労働時間や廃棄物処理の費用も削減できます。カバー工法は、古い屋根材がまだ比較的良好な状態で、全面的な屋根の交換が必要ない場合に特に有効です。 瓦の屋根にはカバー工法を使用することはできません。また、古い屋根材の上から葺くので、軽量の屋根材を用います。
鋼板に自然石が付いているもので見た目が美しく耐久性があり、天候や風化に対して強い性質を持っています。
遮音性や断熱性にも優れた万能な屋根材です。
般的には鋼鉄に亜鉛やアルミニウムをめっきした素材を指します。耐久性や耐食性に優れています。
アスファルトシングルと呼ばれる材料が使われます。耐久性、防水性、保温性があり、比較的安価な屋根材です。
地震などの自然災害に強い設計がされています。瓦が割れにくく、落下する危険性が低いため、安全性が高いです。
伝統的な瓦の美しさを保ちながら、モダンなデザインです。
自然石付き鋼板屋根材110万
ガルバリウム横葺き110万
シングル 70万
軽量防災瓦ROOGA 110万