カバー工法 〜石付き鋼板屋根材編〜

施工事例

厳しい猛暑のピークをようやく超えて、少しずつ秋の気配を感じられる季節になりましたね。

しかしまだもう少しは空調服の手放せない季節が続きそうです。

またまた前回の投稿から期間が空いてしまいましたが、おかげさまで忙しくお仕事をさせていただいております。

ルーフクリエイトではハウスメーカーの新築屋根の仕事もしていますが、一般の住宅のお客さまの屋根の修理・雨漏りの修理・屋根の葺き替え工事を数多くさせていただいております。中でも屋根の葺き替えリフォームが特に多く、セメント瓦屋根から陶器瓦屋根にでしたり、スレート屋根をカバー工法にて葺き替えする工事が最近では多くお仕事させていただいています。

そんな中で今回は「自然石付き鋼板屋根材」をご紹介したいと思います。

自社ではカバー工法で最近多く採用していただいています屋根材で、通常のガルバリウム屋根材と比べると、メリットも多いのでお客様にもお勧めしやすい屋根材となっております。

見た目はこのような感じでジンカリウム鋼板(ガルバリウム)にセラミックコートした自然石をコーティングした金属屋根材です。

一般的なガルバリウム鋼板屋根材のイメージでは、「暑そう」「雨音がうるさそう」と言った声をよく聞きますが、自然石がコーティングされることで、表面温度の抑制効果があり、断熱性能がアップします。屋根材表面に凹凸があることで雨音が大きく軽減します。

メンテナンスの部分でも色落ちがしにくく、長期的に美しさをキープできます。

今まで金属の屋根材のデメリットだった部分をカバーできますので、とても良い屋根材だと思います。

・高い断熱性能

・雨音の軽減

・再塗装不要

ちなみにここが一番大事な部分かもしれませんが、性能が上がるので工事金額が高くなりそう。。と思った方もいるかと思いますが、一般的なガルバリウム屋根材と価格帯は近く、むしろ少し安くご提案出来る屋根材なのです!パチパチパチ👏

施工は通常のカバー工法と同じで、

屋根洗浄→粘着式ルーフィング施工→本体施工→棟役物施工

といった流れになります。

ちなみに自社で取り扱っています石付き鋼板屋根材はメーカーの製品補償が30年!ととても長いので安心です。

ルーフクリエイトでは進化していく屋根材にも柔軟に対応し、お客様に安心してご提案出来る材料をしっかり職人の目で選定してご提案いたします。

昨今異常気象や災害も年々多くなっていっているような時代、屋根が不安だと生活にも大きく影響している方もいらっしゃいます。

災害がきても安心して生活出来るような屋根を作ることが僕の仕事です。

カバー工法は工事期間も短く、費用面も抑えられます。

スレート(コロニアル)屋根で25〜30年以上、割れ、コケ、汚れ、等が気になる方はご遠慮なくお問い合わせください。

もちろん、現地調査・見積り・ご相談は無料にて対応いたします^^

 

梅雨全開〜 HIヒロセ菊陽店 売り場展示スペース作成

施工事例

今年の梅雨はしっかり雨がふりますね( ´Д`)y━・~~

雨が降る日は作業が出来ませんので、ただでさえ詰まっている仕事がさらに詰まっていって大変です。。。

早く梅雨よ明けてくれ

皆様のお宅は雨漏りとかしてませんか?

 

さて、今回はHIヒロセ&KMEW &ルーフクリエイト3社コラボ第2段として、大津店に続き菊陽店の売り場の展示スペースをリフォーム致しました。

屋根材コーナー

・スレート屋根カバー工法 スマートメタル(ガルバリウム金属屋根材)

・瓦屋根葺き替え ROOGA 雅・鉄平(軽量防災屋根材)

・コロニアル重ね葺き工法 リコロニー(ガルバリウム金属屋根材)

外壁コーナー

・金属サイディング(カバー工法)

・窯業系サイディング

・Panasonic 雨樋

カタログコーナー

 

HIヒロセ菊陽店 正面入り口入ってすぐ右側が展示スペースになります。

カタログは自由にお持ち帰りいただいて大丈夫ですし、工事目安の料金表も展示しておりますので、お近くにお越しの際はお立ち寄りいただければ幸いです。

 

梅雨が明けたら地獄の猛暑が待ってますが、猛暑に負けずにお仕事頑張ります!!

ルーフクリエイトってこんな会社です

施工事例

新年明けましておめでとうございます…

 

去年の9月の投稿からかなり期間があいてしまいましたが、毎日大忙しでお仕事頑張っております。

最近では屋根の葺き替え工事のご契約がありがたいことにたくさんいただき、新規のお客様の工事は2〜3ヶ月ほど待っていただいている状況が続いております。。お待たせしていますお客様すみませんがもうしばらくお待ちください。

 

ということもあり、新年のご挨拶も大変遅くなってしまいましたが、今回の投稿は有限会社ルーフクリエイトってこんな会社ですというテーマで簡単な自己紹介をさせていただきたいと思います。

 

会社の設立が1998年5月ですので、今年の5月で25年を迎えます。僕が事業を承継したのが熊本地震のあとでしたので、僕の代になり5年ですね。

先代は僕の父で、祖父も瓦屋で、祖父は「寺本屋根工業」という会社でセメント瓦を作ったりもしていました

 

こちらが祖父が作っていたセメント瓦(軒瓦)になります。

右上に寺本の「テ」の刻印があり、熊本ではまだまだ屋根に乗っている家も多いです。

父の兄弟も屋根屋をやっていた方も多いので、僕も中学生の頃には瓦あげのアルバイトをやっていた覚えがあります。

 

いわゆる「瓦界のサラブレッド」と言っても過言ではないでしょう笑

 

僕が今の屋根屋としてちゃんと働きだしたのが21歳頃からですので、職人としては20年戦士となりますね。

今の仕事の前は畑違いですが美容師をしておりました^^

美容師の国家資格も持ってます。

美容師と屋根屋って全く関係無い職種とよく言われますが、実は意外な共通点があるんです。

「美容師は人の頭を整える仕事、屋根屋は家の頭をととのえ……

 

 

無理があるこじつけですねー

こちらは「1級かわらぶき技能士」とうい国家資格の写真です^^

実務経験が6年以上必要で、僕が受験した時も12人くらいの受験者に対して合格者は1人か2人だったらしいので、取得するのは結構難しい資格なんですよ。従業員の職長(僕の右腕)は2級かわらぶき技能士の資格を取得してます。

 

自分の話が長くなってしまいましたが、ルーフクリエイトの現在は、新築工事とリフォーム工事を主体とした会社です。

屋根工事全般【セメント瓦・陶器瓦・スレート・シングル・ガルバリウム・太陽光・・etc】

外壁工事【窯業系サイディング・金属系サイディング】

雨樋工事

板金工事

を専門として取扱・施工を行なっております。

屋根材に関しては、現状流通している全ての屋根材にはほぼほぼ対応できると思います。

 

リフォーム工事【屋根・外壁修理工事・雨漏り・屋根葺き替え・カバー工法・雨樋交換工事】

 

リフォーム工事に関しては、瓦の葺き替え工事を最も得意な工事で、特に他社と比較して特化した工事として「スレート(コロニアル)屋根のカバー工法工事」の実績数が多いです。今年度も10件以上ほど工事をさせていただいております。カバー工法は何度か投稿に書かせていただいておりますが、葺き替え工事よりも工期が短縮できて、コスト的にもかなりお得に出来る屋根替え工事です。

 

ビフォー

アフター(太陽光発電システムも自社にて一度降ろして、再設置しております)

 

現在僕を含め4人の職人で工事を行なっております。

自社施工で安心安全な屋根作りを心がけております。

お客様には適正な価格で提案し、アフター保証もしっかり対応しております。

リフォーム後にお客様からいただく「お喜びの声」を仕事のやりがいとし、これからも熊本の屋根を守っていくために精進してまいります。

内容としては薄い投稿となってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました^^

最大級台風14号熊本直撃!規模の大きな被害は少なかったようです

施工事例

9/18〜9/19日にかけて熊本県に台風14号が直撃しましたが、皆様のところは大丈夫だったでしょうか?

過去最大級、コース最悪との情報で身構えていた方も多かったと思いますが、予想していた以上に被害が少なかったようで良かったですね。

九州では鹿児島や宮崎の方はけっこう被害があったようですが、まだまだ台風シーズンですので気は抜けません。

 

台風後の問い合わせも今日までで約10件ほどあり、今週は毎日2〜4件ほど現調、応急対応に動きました。

 

中でも多かった被害はスレート瓦の割れ・飛散と棟板金の飛散が今のところ多いようです。

棟板金の飛散は下地板(貫板)の腐食により釘が効かなくなってしまい、強風を受けると飛散してしまう危険が高くなります。

本来であれば定期的にメンテナンスが必要な箇所ではあるのですが、普段目に見えない部分ですので、気づかないうちに腐食してしまっているケースが多いです。

屋根を塗装する機会があれば塗装の前に下地の状況を確認して、劣化していたら下地の板の交換はしておくことはお勧めしたいです。

 

今回の台風で被害を受けた場合には保険を使える場合もありますので、被害があった部分だけの補修ではなく、全体の下地板も見ていただいてください。

 

自社では下地板に防腐剤入りの注入材も取り扱っております。もちろんこちらの材料だと腐食しにくく長持ちします。

下地板を固定して、下地板と屋根材の設置面にコーキングを流し打ちしておくと、水の侵入を防ぎ、さらに長持ち度がアップします。

台風が近づく度に窓に養生テープを貼ったり、倉庫のドアを板で固定したり(←我が家w)台風の準備をされる方は多いですが、屋根はネット張ったりとかなかなか簡単にできることではありません。

台風が近づくと屋根に不安をお持ちの方も多いように感じますが、できるだけ安心安全が長く続くような屋根作りをこれからも目指していきます。

屋根の修理や相談など何でも対応致しますので、お気軽にお問い合わせください^^寺本

熊本市東区 カバー工法屋根葺き替え+太陽光発電システム設置工事

施工事例

こんにちは^^

まだまだ暑い日が続いておりますが、皆様は暑さで溶けてませんか?

空調服のバッテリーが夕方16時半くらいに無くなり、残りの30分くらいでパンツまでびしょびしょになるのが最近の悩みです。(←もう一個バッテリー買えw)(←だってバッテリーけっこう高いじゃん…)

 

今回は熊本市東区でうちの会社からすぐ近くのお客様物件にて、コロニアル屋根をカバー工法にて葺き替えした後、Panasonicの太陽光発電システムを新規で設置工事をさせていただいた施工事例紹介になります。

 

熊本市東区戸島 K様邸

築25年ほど 屋根:コロニアル割れが数カ所あり

 

こちらのお客様は以前葺き替え工事をさせていただいたお客様の娘様がお住まいの家の工事を依頼いただきました^^

既存屋根はこのように全体的に色褪せ・苔の付着・カケ・割れ数カ所あるような状態でした。

 

こちらの物件は屋根勾配が7寸勾配と、普通に登るのも大変な勾配でしたので、外部足場は必須となります。

高圧洗浄にて屋根を洗浄する際、足場のメッシュシートだけではチリや埃が隙間から飛んでしまうこともあるので、さらにブルーシートで囲ってから屋根洗浄を行いました。

タック付きのルーフィングの粘着が効くように、しっかり汚れを落としていきます。

屋根が乾いたのを確認してからタック付きルーフィングを貼っていきます。

シワができないよう綺麗に♪

トップライト周りもカバーを外して、カバーの内側にルーフィングを立ち上げて貼っていきます。

今回使用した屋根材はニスクの横葺NSProという屋根材で、SGL(ガルバリウム)で作られており、裏貼材(断熱・遮音効果)がついています。

カバー工法では既存の屋根を剥がさないので、軽量の金属屋根材が適しています。

カバー工法の説明は以前の投稿にて詳しく説明してますので、ご興味ある方はそちらも合わせてお読みいただけるとありがたいです。

軒先板金・スターターを取り付け、本体をガンガン貼っていきます。

↓↓下地センサーを使用し、屋根の下地の垂木を墨出ししてから、垂木にビスがちゃんと効くよう固定していってます。

トップライト周りは特に雨漏りの原因になりやすい場所ですので、現場でちゃんと計りながら板金を加工して取り付けていってます。

本体ガンガン貼り中!

棟下地の貫板の際にはコーキングを打ちます。

これをやっておかないと下地木が濡れて腐ってきて釘が効かなくなり危険ですので、全ての貫板にシーリングします。

屋根の本棟部分を開口し換気棟を取り付けます。

カバー工法工事が完了!

続いては太陽光システム設置工事に移ります。

今回の屋根は鳩小屋が2箇所ついている屋根ですので、バランス良く、出来るだけ陽が当たるよう割り付けをしてからアンカーを取り付けていきます。

アンカーを取り付けたら架台を固定していきます。

架台を固定したら太陽光パネル並べて固定していきます。

パネル設置完了!

自社では某有名ハウスメーカーの太陽光設置工事を毎月7、8件工事してますので、太陽光パネル設置はかなりベテランで慣れていて、スムーズに完了しました。

今回設置した太陽光のメーカーは安心のPanasonicです。

太陽光のメーカーはたくさんありますが、特にPanasonicは発電効率も高く、補償関係もしっかりしてますので、一番お勧め出来るメーカーだと思います。

 

仕上がりはこんな感じです^^

お客様からは、壁の色や全体的な家の雰囲気と屋根の色がぴったりあっていると大変お喜びのお言葉をいただき、いい仕事ができた事を嬉しく思います^^

長い投稿になりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます!

もっともっといい仕事をたくさんやって、空調服のバッテリーの予備を持てるよう、これからも精進していきます!!

 

雨漏り数カ所!完全解決!セメント瓦からコロニアルへ葺き替え

施工事例

梅雨明けはしましたが、ニュースでは「戻り梅雨」があるかもしれません。。って初めて聞くワードがっ!

わたくしの仕事柄、天気には大きく左右されるお仕事ですので、梅雨さん、戻ってこなくていいよ。と願う今日このごろです。

梅雨が明けた途端の先週の酷暑も地獄でしたが😭

 

今回の施工事例は、

熊本市東区 K様邸

築40年くらい セメント瓦屋根 雨漏り箇所多数あり

屋根替えを希望されている。

という物件の施工事例紹介になります。

 

現状はこのような感じで、塗装も以前に2回ほどされてますが、雨漏りが数カ所あるということは瓦の寿命を超えてしまっていると感じます。

もちろん塗装では雨漏りは止まりませんので、葺き替え工事一択となります。

写真では分かりにくいですが、屋根の下地も所々下がっているところがあり、ボコボコと波打っています。

このような場合には下地の補強工事は必須となります。

 

お客様の希望は、ゆくゆくは解体する予定なので、あと15年くらい持てばいいとのことで、安い屋根材を希望されました。

 

うちで取り扱っている屋根材で安価なものはシングルかスレート(コロニアル)になりますが、今回のケースのような屋根がボコボコしている場合には、柔らかい屋根材のシングルですとボコボコしていてもそのなりで葺いていけます。

スレート屋根材の場合には硬くて薄い屋根材ですので、ボコボコしていては葺くことはできませんが、今回はコロニアルの方を選ばれましたので、ボコボコ調整をしっかりとさせていただきました。

 

まずは既存の瓦の解体・撤去です。

既存の下地が5.5mmのベニアですので、垂木の上をゆっくり歩きながらの作業になります。垂木以外のところに乗ると簡単に踏み抜けてしまうので慎重に。

 

既存の瓦桟を撤去し、垂木の上に胴縁を止めつけていきます。

今回の工事の一番大事な部分になります。

並べた胴縁にポイントポイントで水糸を張り、不陸の調整を行なっていきます。

低いところには薄いベニアや楔を差し込んで高さを一定に調整します。

高すぎるところは下地の板を剥いだり、削ったりして調整します。

ここで手を抜くとコロニアルの割れの原因となりますので、限りなくフラットを目指して!!

不陸調整が終わったら胴縁をしっかり固定し、12mmの下地板を止め付けていきます。

新しいルーフィングを貼り、コロニアルを葺いていきます。

完成!

 

今回の工事のポイントはもちろん「不陸調整はしっかり!」の部分です。

 

梅雨前の工事でしたが、梅雨明けに確認したところ、雨漏りは止まったとのことで、お客様からは大変お喜びの言葉をいただきました。

 

今年の夏はまだ始まったばかり!

温暖化にも負けずに、暑さと戦いながら頑張っていきます^^

 

早く秋がこないかな(心の声)

 

自然災害に強い、現行では最強の屋根材『ROOGA』にて葺き替えリフォーム

施工事例

本格的に梅雨入りし、僕ら屋根業者には嫌な季節です。

雨が降ると屋根の上のお仕事は危険も増えますし、そもそも仕事が出来ません。なのにこの時期は雨漏りの問い合わせも多く、仕事が中々消化出来ず詰まってしまいます。

雨漏りされている方にはすぐに工事をして、1日でも早く雨漏りを止めてあげたいって気持ちは十二分にあるのですが、雨が続くとなかなか。。です。

 

今回はそんな梅雨の時期とは関係なく、一年中安心してもらえる屋根材の施工実績の紹介になります。

 

熊本市東区N様邸 築約30年 モニエル瓦(セメント瓦)雨漏り有

ホームページから問い合わせいただきました。

 

5年ほど前に屋根の塗装をされていたみたいですが、屋根に登って見てみると塗装はかなりはげていて、このような状態でした。

モニエル瓦は通常のセメント瓦とは違い、上塗りの塗料が特殊ですので、専用の塗料を使用する必要があります。通常の塗料で塗装してしまうとこのように数年ではげてしまいます。

今回はお客様が屋根替えを希望されていましたので、現在の屋根の形状・下地の状況・家全体の作りをしっかり現調していき、このおうちに合った2パターンの屋根材でのお見積もりをさせていただきました。

 

1つは軽量な陶器洋風防災瓦

もう1つは災害に特化して作られたハイブリッド軽量屋根材ROOGA

 

陶器瓦よりROOGAの方が金額的には高いですが、安心できる屋根材をオススメしている僕の熱意に共感いただけたのか(笑)、今回はROOGA鉄平をご採用いただきました^^

 

今回の物件は近隣と近かったので外部足場を設置しての工事になります。

瓦降ろし中です。

既存の瓦桟木とルーフィングも撤去してきます。

下地は5分の野地板でまだまだしっかりしていましたが、雨漏り箇所で腐っていた板は剥がして交換していきます。

下地清掃後にルーフィング(防水シート)を貼っていきます。

瓦桟木は人工木という腐食しにくい材料を使用しております。

棟部分に換気の穴を開けて、換気棟という部材を使用しています。

この換気棟を付けることで屋根裏の湿気や熱気を外に逃がし、屋根裏の板の腐食軽減や、2階の暑さ軽減に働いてくれます。今回は3箇所設置してます。

棟は強力棟乾式工法にて施工。こちらは過去投稿にて詳しく説明しておりますのでご参照ください。

 

破風板ビフォー

破風板アフター

外部に露出している木部材はどうしても腐食していきますので、ガルバニウム板金を今の破風板のサイズで加工し貼り付けています。屋根替えをするとこういった部分が特に気になってしまいますので、せっかく足場を組んだ際はオプションにはなりますが、『破風板板金巻き』おすすめです。

完成です!

美しいですね^^

今回使用しましたROOGAは、コロニアルを作っている『KMEW』というメーカーが、台風や地震などの自然災害に標準を合わせて開発された屋根材になります。

軽量で、色褪せしにくい・割れない・飛ばないというメリットだらけです。

一つデメリットがあるとすれば、金額的なところですかね(笑)長期的な視点で見ると、安心感という部分でも取り戻せるはずです。

ただ高いものはモノがいいからで、僕が知っている屋根材の中では最強の屋根材だと思います!

オススメした商品をお客様が納得して選んでくれて、自分が自信を持ってオススメしておますので、仕事にも気持ちが入りますし、ROOGAを葺いている時はとても気持ちよく仕事をしている感があります。

これからもこういった仕事を増やしていければと思います。

現在流通している屋根材はスレートや金属や陶器など、選択肢がとても多いので何を基準に選ぶべきか悩まれている方がもしいらっしゃったら、ROOGA乗せときゃ間違いないです!とお伝えいたします^^

 

力が入ってしまいましたが、梅雨時期ですので、雨漏りを発見した際はお気軽にご連絡ください♪できるだけ迅速に対応できるよう努力いたします。

 

HIヒロセ・KMEW・ルーフクリエイトの3社コラボ!屋根・外壁の展示スペースが完成しました!

施工事例

こんにちは、ルーフクリエイトの寺本です。

今回はHIヒロセ大津店様の店舗横にある「リフォームステーション」様と、屋根・外壁材メーカー「KMEW」様と、ルーフクリエイトの3社コラボしまして、店舗内の1/3ほどのスペースをいただき、改装させていただきました!!

まずは完成後の写真がこちらです↓

今回展示させていただきました商品のラインナップは、

【ROOGA 雅・鉄平】ハイブリッドな軽量屋根材

【はる一番】金属サイディング材

【リコロニー】コロニアルリフォーム用ガルバニウム金属屋根材

【スマートメタル】横葺きガルバニウム金属屋根材

【Panasonic雨樋】金属の芯材が入った雨樋

になります。

 

作業風景↓↓

改装前(ビフォー)↓↓

屋根・外壁・雨樋のリフォームでオススメな材料を洋風・和風に分けて、分かりやすく展示しております。

材料毎の工事単価の目安も全て表示しておりますので、もし家の外回りで何か心配事がある方には参考になるかと思います。

 

店内は無人でも自由に入って見れますのでお気軽に。

気になったカタログは自由にお持ち帰りいただけます。

もちろんスタッフへの相談もできます。

今月中には相談会的なイベントも企画予定中です♪

大津の警察署の向かいにありますので、お近くにお越しの際には覗いていただけると幸いです^^

熊本市 雨漏りセメント瓦を安心の陶器平板防災瓦へ葺替え

施工事例

熊本市北区某邸

築20年以上の物件で、雨が多い時には雨漏りがするので見てもらいたいとの依頼。

一部分瓦を剥がしてみたところ、雨漏りにより桟木の腐食、ルーフィングの切れが見られましたので、応急処置で雨漏りを止める工事よりも、施主様もまだお若い方でしたので長い目で見て、瓦の葺替え工事の提案をさせていただきました。

今回使用した新しい屋根材は、鶴弥のスーパートライタイプⅠ。

現在全国的にも新築の屋根でも多く普及している屋根材です。

普通の方はあまり知らないかと思いますが、陶器瓦の種類はメーカーや色の違いも入れると数百種類は軽くあります。(アバウトな数値ですみません)だた、少し前の瓦でも生産中止になってしまって、もう手に入らない瓦もかなりある状況です。

もしそのような手に入らない瓦の場合には、屋根の一面を新しい屋根材に葺き替えて、剥いだ瓦を他の修理面に使って修理したり、全面葺替えが必要だったりします。

そのような状況ですので、多く普及している屋根材だと、長期的な目で見ても、もし災害などで屋根が破損したりした場合でも、手に入らなくなる可能性は低いので安心できる部分が大きいのかなと思います。

 

工程的にはまず既存の古い瓦の解体をします。

今回の現場は1階部分だけの工事で、近隣もあまり近くなく安全だと判断しましたので、コスト的なことも含めて外部の足場は組んでおりません。

ルーフィングは既に機能していないほどボロボロでした。

下地の野地板は5分板で、腐食していた部分は交換しましたがしっかりしていました。

スレート屋根材や金属屋根材への葺替えのケースであれば、下地に針葉樹合板貼りなどの処理が必要になりますが、今回のケースのように下地がしっかりしている時には下地処理が不要で陶器瓦を葺く事が可能です。

コスト的にも抑えられますので、工事前の下地の現調はとても大事になります。

野地板を清掃後、ゴムアスルーフィングを貼ります。

瓦桟木を丁寧に打ち付け、新しい屋根材をあげていきます。

軒先の瓦にはL釘という下からの吹き上げを防止する為の釘と、上側にはビスを2本の計3本ずつで固定していきます。

それ以降の平部の桟瓦は全枚数にビスで固定していきます。

棟部分には強力棟金具を固定して、その金具に木材を流して固定します。(写真はありませんが、過去の投稿にて説明したヤツがありますので、気になった方は見てもらえると嬉しいです)

こちらの写真は乾式テープという材料で、芯材が金属で出来ていて、どんな瓦の形状にも対応しています。昔はなんばんを使用していた部分ですが、こちらの材料だとかなりの軽量化になりますし、劣化もしにくいというメリットがあるため、現在の新築の瓦屋根工事でも主流になってきている工法です。

棟瓦を乗せるとこんな感じです。

うちの会社では乾式工法での棟瓦の固定はパッキン付きビスを1枚につき2本固定を基本にしています。安心に繋がります。

瓦を清掃し完了です。

今回は部分的な葺替えでしたので、2日の工程で完成しました。

 

最近では軽量屋根材ブームで陶器瓦の出荷は減ってきていますが、僕ら屋根屋から見たらやはり陶器瓦の方がオススメではあります。

安価な屋根材だと先々塗装をしたり、劣化したら葺替えが必要になったりとランニングコストが必ずかかってきます。

陶器瓦は色落ちが無いので一度乗せると塗装は必要なくなります。

陶器瓦自体割れない限り半永久的に保ちます。

陶器瓦は地震に弱いというイメージを持たれている方もいるかと思いますが、そんなことありません。普通にちゃんと施工さえしておけば地震や台風などの災害にも負けない屋根材といえます。

実際熊本地震で被害が多かったのは、棟が高く積んであるような屋根が多く、ここ10年以内に葺かれた陶器平板瓦はほとんど無傷たったように感じます。

 

これからの時期「梅雨までに工事してほしい」というお客様が増え、梅雨時期に向けて徐々に忙しくなってくる季節に入ります。

屋根のことでしたらなんでもお答えできますので、何か屋根に不安を感じた時にはお気軽にご相談ください。

 

今週末にマテ貝掘りに行く予定の寺本でした^^

天窓(トップライト)からの雨漏り 補修工事

施工事例

熊本市東区某邸 天窓(トップライト)から雨漏り

階段の上の天井から雨漏りがするとの依頼を受け調査したところ、トップライトが付いていましたので、屋根に登りトップライト周りの瓦を剥いでみました

トップライトよりも上側にも雨水が通った痕跡がありました。

トップライト右下部分の瓦の割り込みが甘く、原因はこの付近からの雨漏りが濃厚です。

 

今回の調査の結果、トップライトよりも上側にも水の跡がありましたので、トップライト付近から棟部分まで解体し、ルーフィング(防水シート)を貼り直し、瓦を復旧する工事をお客様に説明・提案し、工事着工いたしました。

約3.5m×3.5mほどの範囲の瓦及び本棟を解体

 

瓦桟木も解体します。

 

新たにルーフィングを貼り直します。

 

瓦桟木も打ち直し、トップライト周りの板金には2次予防の為、クッションテープを入れ雨水の侵入を防ぎます。

本棟瓦を元通りに復旧したら今回の工事は完了になります。

 

まとめ

天窓(トップライト)は部屋に光を取り込む為の便利なオプションですが、雨漏りの原因となるケースも少なくありません。

今回はルーフィングの貼り直しで雨漏りは止まるとは思いますが、周りの板金を作り直さないといけない場合や、何度も雨漏りして嫌な思いをして、トップライトを撤去して瓦に葺き戻す、といった工事もあります。

まずは雨水がどこから入ってどこから雨漏りをしているかの原因特定、その原因に応じた適切な補修工事が必要です。

ルーフクリエイトでは経験豊富な職人が無料で点検・状況説明・見積りを致しますので、雨漏りに気づいた際にはお気軽にご相談ください。